税理士選びの5つのポイント
ポイント1:会社のことを考えてくれる税理士か?
税理士の中には、自社の置かれているその時の状況に対して、評論家的に言及するだけで終わってしまう税理士もいます。
経営者は常に孤独なものです。
その孤独な経営者の指南役として、先輩の会社社長や、あるコミュニティーが一緒の同業の社長などを選ばれる方もいるでしょう。
しかしながら会社の財務状況をトータルに時系列で把握している税理士ほど信頼おける相談相手もいないはずです。
できれば「税理士はサービス業」であるとの視点をもち、関与先である会社の成長をともに考えそして悩み、実行してくれる税理士を選びたいものです。
そのような税理士を持つことが、あなたの会社の健全性ひいては成長スピードをアップさせることに直結するのです
ポイント2:レスポンスは早いか?
税務や役員報酬に関することなどを質問してもなかなか返答のこない税理士もいます。
そのような税理士は困りものです。
なぜなら経営は日々刻々と変化し、その都度正しい決断を求められます。
しかしながら正しい情報がなければ正しい決断はできません。
そのような状態では責任ある経営の舵取りは難しく、数年後には「あの時、ああしておけば良かった!」など大きな損失を被ることになるのです。
ポイント3:顧問料は明瞭か?
税理士報酬は、税理士会による税理士報酬規定があり、それに基づいて決定されており一律同じ状態でした。
しかし、平成14年4月に税理士報酬が自由化され、税理士業界にも競争原理が働くようになりました。
そのような中で税理士報酬を公開していない税理士も多いのが実情です。
何故、自分の事務所の報酬規定を公開しないのでしょうか?
人間誰しも弱みは出したくないものです
逆に申し上げれば報酬と提供するサービスが釣り合っている税理士事務所は堂々と報酬規定を公開しています。
今や税理士事務所もホームページを持つことは当然の時代です。
ホームページに堂々と税理士報酬を記載している税理士事務所を選びたいものです。
ポイント4:節税についてノウハウや意欲はあるか?
前述とつながるところですが、「税理士はサービス業」と心得ている税理士は節税に積極的といえます。
逆に納税をすることを是とし、節税のアドバイスしない、したがらない税理士も存在します。
確かに正しく期限通りに納税することは大切です。
しかしながらそのような税理士が顧問になりますと、必要な成長資金まで納税することにもなりかねません。
節約できる税金を節約しないのは、代行記帳屋でしかない税理士が行う仕事でしょう。
税理士を選ぶ場合は節税についての考え方や具体的な節税策を明確に指南できる税理士を選びたいものです
ポイント5:融資など資金調達に強いか?
税理士は会社の潤滑油でもある資金繰りについてトータルに相談できる存在でありたいものです。
単にお金の出入りを管理するだけでなく、金融機関とパイプを持ち、必要に応じて、融資の相談もできる税理士は間違いなく重宝するはずです。
特に他人の資金が必要になる創業時の融資には、様々な制度があり、これをうまく使わない手はありません。
創業時の融資制度にも詳しい税理士はあなたの会社の成長スピードを上げるために不可欠な存在といえます。
※Palm税理士法人は創業時の融資制度活用に詳しい税理士です。
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